サミットロゴ案、優秀賞 西本さん(松山高浜中)
5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)のロゴマーク案の最終候補6点の一つに、高浜中学校3年の西本帆波さん(14)=愛媛県松山市新浜町=の作品が選ばれ、最優秀賞に次ぐ優秀賞に輝いた。全国の小中高と特別支援学校からの公募で集まった7084点からの選出に、西本さんは「驚いたけど素晴らしい賞をもらえて感謝」と喜ぶ。
作品は、青い水平線と昇りゆく赤い太陽で「日出(い)づる国日本」を表現したデザイン。「G7」に見立てた、七つに分かれて波打つ水平線に、鳳凰(ほうおう)の羽根のイメージを重ね、強く美しい日本を強調した。
西本さんは美術部で「中学校最後の記念に」とロゴ案への応募を決意。「日本の素晴らしさをイメージした作品」という募集要項の条件に近づけようと、日本の情報や外国人からみた印象などをインターネットで調べることに時間をかけた。